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* category: 職場力

10/11の日経朝刊から 

2010.10.12
Tue
04:41

今日(正確にはもう昨日(10/11)の日経新聞本紙朝刊にはキャリアを扱う僕にとっては見逃せない特集が2つ掲載されていた。

一つは働く面の「商社の採用活動、4年の夏以降に 学生の質に強い危機感」
もう一つは教育面 「大学-職業 接続見直しを 日本学術会議 卒業3年 新卒扱いなどを要請」

共に現在の就活(採用)のあり方に疑問を呈した内容だ。
大学で就活支援を含めたキャリア支援を行っている僕からすれば、大手商社の決断はとても立派だと思う。日本の産業界をリードする会社の一部が共同でこのようなことに取り組む姿勢は恐れ入る。

氷河期が再来し、さらに就活戦線はヒートアップしている。
今年は企業の動きも更に早まっている傾向が見られるし、就活に意識が向いている学生は浮き足立っている。

僕は米国でも、中国でも、少しだけだが就活生の支援をしたことがある。
古今東西、いつの世も、リーダーは良い人材に飢えている。
これは、国が変わろうと同じ。
米国でも、中国でも、これはと思う人材に対しては企業は早くから唾を付けようとする。
また学生もより良い企業に入りたいがために、インターンシップなどを通じて企業に積極的にアピールする。
日本と大きく異なるのは、大学での専攻と仕事が直結するかどうかだ。

日本の、特に文系学生はスキルではなく、ポテンシャルで採用される。
日本の悲しいところは、企業は大学教育に大きな期待をしていないことの裏返しでもある。
かつてはエリート養成期間であり最高学府と呼ばれた大学も、今や進学率が6割近い。

大学という場、ここで過ごす4年間に何を期待するか、それが(採用を行う)企業、大学(さらに経営側と教員側)、学生、そして親、さらにここに巣くうキャリア支援を行う企業、それぞれがバラバラというところが今の悲劇を招いているように思う。

今回の商社の例のように、日本を代表する企業の一部がこのようなメッセージを発してくれたことには大きな意味があり、また学術会議の報告書も、色々なところで採り上げられていることから推測するに一石を投じたはずだ。

現在のやり方から、どのような形に移行していくかはまだ不透明だ。
従来通りか、時期は見直すにせよ従来型の採用が良いのか、インターンシップ型が良いのか、試用期間の長期化が良いのか…
どのやり方にせよ完璧はなく、裏をかく企業や学生も出てくるだろう。

社会問題としての雇用について触れないが、今後今以上に厳しくなると考えるならば、間違いなく、企業、大学(経営者も教員も)、学生(+その背後にいる親)、が意識を大きく変えない限り更にそれぞれの生き残りが厳しくなるということだろう。
それぞれがどのような姿勢を取るか明確にメッセージを出す。そしてそれに伴った行動を取る。それを堂々とやろう、ということだ。
恐らく、特に大学側や学生には痛みが伴うことになるだろうが。

この続きはまた後日考えたい。
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この記事に対するコメント

とても魅力的な記事でした。
また遊びにきます。
ありがとうございます。
【2010/10/12 09:59】URL | 職務経歴書の書き方 #- *編集*
コメントありがとうございます
職務経歴書の書き方さま、

コメント、どうもありがとうございます!
今後もより魅力的なメッセージを発信できるよう、
頑張ります。
【2010/10/14 14:53】URL | 戸山 孝 #- *編集*
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